「スマホの写真フォルダに自分の写真が全然ない…」
こんな人は意外と多いのでは無いだろうか?
マッチングアプリ等でも、自分の写真が全然無い人が一定数存在する。
正直、SNSをやらない人には、自分の写真というのは必要ないものであることが多い
風景や動物の写真は多いが、自分の写真はちょっと…
しかし、自分の撮影こそが自分磨きの第一歩になることは間違いない。
以降は便宜上、自撮りと呼称する。
ただし、初心者が自分で自分の写真を撮るのはハードルが高すぎる。
必ず他の人に撮影してもらうことをお勧めする。
今回は自撮りと自分磨きの関連性についてお伝えしたい。
この記事を読めば、何故自撮りが大事なのか、そしてそれが自分磨きにつながるのかが理解できるようになる。
自分の写真に対するイメージ
そもそも自分の写真は必要ない
まず、自撮りをしない人は、自分の写真は必要ないと考えている。
何故なら必要とする機会が無いからだ。
使う場所が無いのであれば、それは用なしなので、そもそも用意する必要はない。
- 証明写真や成人式の写真
- 仲間に誘われて一緒に撮った記念写真
写真フォルダにあるのはこれくらいだろう。
少なくとも、自分から意識して自分の写真を撮るということしない。
そもそも、自分の写真を撮ってもらうということは、誰かに撮影をお願いするということになる。
それだけで障壁が高いし、面倒だと感じてしまう人もいるだろう。
お互い知っている人ならまだしも、見ず知らずの他人にお願いするのは相当大変だろう。
もしかしたら嫌な思いをする可能性もあるので、だったら関わらないほうが無難というわけだ。
ただし、撮影自体は好きな人も多い。
毎日持ち歩くスマホで、手軽に綺麗な写真が撮れるからだ。
そんな人たちの写真フォルダは、風景や生き物、趣味の写真で溢れかえっているのがお決まりだ。
営業活動する人にとっては必須
しかし、かと思えばたくさん自撮りをする人たちも存在する。
- SNS、ブログ、Youtube等で発信活動をする人
- 芸能人や営業マン等の自身がビジネスの広告である存在
- マッチングアプリ利用者
彼らは自身のコンテンツを発信している。
いわゆる知名度を上げるための営業活動である。
より注目を浴び、顧客を集め、写真や動画、文章といったコンテンツを見てもらうのが目的だからだ。
ちなみに、筆者の場合はマッチングアプリが自撮りを始めたきっかけだ。
発信活動では写真はプロフィールみたいなものである。
看板が魅力的でなければ、中身を知りたいとは思われない。
どんなに魅力的な画像、動画、文章などのコンテンツを作ったところで、プルフィール写真がダメだと、誰も中身を見てくれないのだ。
そのため、彼らは自撮りに励むことになるのだ。
自撮りをすることで見えてくるもの
自分のコンプレックスを再認識する
まず、自撮りをすると、嫌でも自分の外観に目が行くようになる。
- 髪型
- 肌のコンディション
- 服装
- 歯並び
- アクセサリー
自分の見た目のことは、わかっているようでわからないものである。
そして、多くの人は本当の自分という姿に不満を抱くことになる。
「あれ、俺ってこんな風に見えるの?」、「こんなの私じゃない!」と思う人もいるだろう。
改めて自身を見直すことで、いろいろな気づきがあるのだ。
- もしかして歯並びが悪い?
- スニーカーダサくないか?
- 肌や髭が汚いな…
- だいぶ色あせた服を着てるな
- 髪型が野暮ったいな…
少なくとも、「やっぱり私は魅力的だ!」とはならないはずだ。
そういう人は、既に自撮りを始めているからだ。
要するに、自撮りをすることで、自身の何かしらのコンプレックスを再認識するのである。
表情やポージングの問題
自撮りをしない人は、とにかく表情が作れないことも多い。
写真を撮られ慣れていないため、どのような表情をとればいいのかわからないのだ。
実際、筆者も笑顔を作ることが非常に苦手だった。
学校の卒業アルバムに、ムスッとした表情の写真が残っているのは今でも後悔している。
自分から自然な表情の笑顔を作ることができなかったのである。
ポージングに関しても同じである。
自分の写真は恥ずかしいと思うため、とにかく大人しいポーズを好みがちになる。
その結果、なんとも言えない写真の完成である。
もっとも、ポージングは習うものではないので、できなくても当たり前なのだが。
これらの問題は、全て写真を撮られ慣れていないためにおこるものである。
解決するためには、とにかく場数をこなすしかないのだ。
どうしたらもっと魅力的になるか考える
自分磨きに投資をする
自分の写真を撮ると自身のコンプレックスを改めて認識することになる。
その結果、自分磨きに手を出し始めることにつながるのだ。
写真加工アプリを使いだす人もいるが、あれはあくまでその場しのぎである。
違和感があるし、やりすぎて別人になっている人も存在する。
何より実際に出会ったときの違いが大きすぎるので、過度な使用はできない。
そこで自分磨きを開始することになる。
- 体型が気になるなら運動を始める
- 服装が気になるならコーデを学ぶ
- 歯、肌、脱毛の治療を始める
- 髪型を変えてみる
筆者の場合、笑顔を作ることによって、どうしても歪んだ歯並びが目立ってしまう問題があった。
そこで、歯列矯正を始めることにしたのである。
正直、今までは歯並びなんて気にしていなかった。
歯列矯正は高いし、本人が気にしないならやらなくていいと思っていた。
しかし、自撮りを始めたことで、その価値観は変わったのである。
自撮りを繰り返して経験値を高める
自分磨き以外にもできることは存在する。
それは撮影のレベルを上げるということだ。
同じ人物、同じカメラでも、写真の撮り方によって見え方は大きく異なる。
- 撮影が上手な人に頼む
- 背景や天気を意識する
- 構図を考える
- ポージングや表情を練習する
正直、自分の写真を撮るだけであれば、高性能なカメラは必要ない。
撮影環境のほうがはるかに重要である。
最初は納得のいく写真はまずできない。
写真フォルダの中は自撮り写真であふれかえることになるだろう。
撮影時はうまくできたと思っても、後で見返すと微妙と思うこともざらである。
しかし、何度も試行錯誤を重ねることで、確実に魅力的な写真に近づく可能性が増えるのである。
写真が上手いように見える人も、見えないところで膨大な数の没作品を生み出しているのだ。
そして、何枚もの没写真のもとに完成するのが奇跡の一枚というわけだ。
撮影者との信頼関係を築く
「笑って笑って!」、「いいよ!その表情!」
プロのカメラマンは相手の表情やポージングを引き出すのが非常にうまい。
撮られる側も、この人のためならいい被写体になりたいと思うだろう。
良い写真というのは、撮り手と撮られ手の強い絆によって生まれることが多い。
お互いにいい写真を撮りたい、撮られたいという構図が成り立っているからだ。
どちらか一方のやる気が無いと、写真はたちまち悪いものになってしまう。
これは友人同士で頼む際に起きがちな問題だ。
一方はいい写真を何枚も撮ってもらいたいが、一方は写真を撮らずに早く次の場所に行きたい。
こんな関係になってしまうと最悪だ。
撮影は互いにメリットのある関係でないと成り立たない。
一方的に撮ってもらうのはダメである。
- 食事やお茶を奢る
- 車で送り迎えをする
- お金を払う(相手が仕事としてやっているなら)
- 相手の話を聞いてあげる
これくらいはしてみてもいいかもしれない。
まとめ
自撮りこそが、自分磨きへの第一歩である。
最初は恥ずかしいと思うかもしれない。
しかし、自撮りを通して自身の見た目を見つめなおすことが今後につながるのだ。