オンラインゲームが辞められなくて悩んでいる人はいないだろうか?
- 受験勉強
- 昇進試験
- 資格の学習
- 副業
他にやらなくてはいけないことがあるのに、ついゲームが気になってしまうという人は多いだろう。
ゲーム、とりわけ基本プレイ無料ゲームは、ユーザーの離脱を防ぎ、課金させるかを使命としている。やめられなくても、それはメーカーの仕掛けた戦略にハマっているだけである。
俺自身も、最近まで『原神』にハマっており、合計800時間はプレイしている。
今回はどのようにして『原神』およびその他の魅力的なゲームを一時的にやめているのかを解説する。
この記事を読めば、今やらなくてはいけないことに集中するヒントを得ることができるだろう。
結論から言えば、アクセスまでの障壁を高くするというのが鍵となる。
そして、一度アクセスしなくなったら、誘惑となる情報をシャットアウトすることが大切だ。
『原神』のプレイ状況
時間があればとにかく『原神』
俺が原神にハマっていた当時は、とにかく生活の中心には『原神』があった。
仕事から帰宅後は『原神』をして、あっという間に寝る時間になるのである。
スタミナ消化のため、ゲームのために早起きして遊ぶこともあった。
- スタミナの消化
- 4つのデイリーミッションを毎日こなす
- ウィークリー、マンスリーミッションの紀行を達成するためにお題をこなす
- お気に入りのキャラクターの好感度を上げるために日々秘境や経験値稼ぎを行う
これらの活動をベースに、時間が余れば膨大なフィールドの探索度を上げたり、まだクリアしていないミッションをこなしたりしていた。
かと思えば、期間限定イベントが出現し、それをこなすためにさらに時間を費やすことになる。
そして、ガチャで新キャラクターを獲得し、また育成と好感度上昇に励むことになる。
YouTubeで魔神戦争や7国の歴史、世界観のおさらいなどもしていた。
今まで『モンハン』、『GTAオンライン』、『フォートナイト』等いろいろなオンラインゲームをやったが、『原神』のプレイ時間は800時間と断トツで一位である。
音楽、物語、キャラクター、世界観、どれも魅力的で、テイワット(『原神』の世界)をとにかく遊び尽くしていた。
『原神』は本当に面白いゲームなのだ。
中毒性はメーカーが用意した戦略
ただ、面白いとは別に、メーカーが仕掛けた心理学を利用した『原神』を辞められなくさせる仕組みも存在する。
- デイリーミッションで単純接触回数を増やす→日常生活の一部にさせる
- 本編の物語に関わる重要レベルの期間限定イベントを開催する→見逃したくない心理
- 毎週何しからのイベントを開催しする
- 基本プレイ無料とは思えないレベルに高いゲームのクオリティー
- ガチャに天井を儲けることで、時間をかければ必ずほしいキャラが当たる仕組み
- 軽い協力プレイを導入し、仲間のために離脱できないようにさせる
まあ、ビジネスなので、当たり前と言えば当たり前だ。
ゲームがやめられないのは、その人の意思が弱いわけではない。
メーカーが用意した戦略なのだ。
基本プレイ無料ゲームは収益モデルの構造上、ユーザーをいかに作品内に留めて課金をさせたくさせるかが重要だからだ。
何故やめたいと思ったのか
ゲームはやりたいが、今ではない
ゲームが面白いことは認める。
やりたい作品はいくらでもあるし、販売も待ちきれない。
この記事を書いている時点でも、『モンハンワイルズ』や『GTA6』は本当に楽しみだ。
JRPGの『ファイナルファンタジー』や『軌跡』シリーズにも興味がある。
ただ、それは今すべきことでは無いと思っている。
俺の場合、会社の給料や自身の市場価値に疑問を持っている。
本当にこのままでいいのだろうか…
今の生活を続けていて、1年後、3年後、5年後に自分の夢や目標は実現できるのだろうか。
ゲームをプレイしてそれが達成されるのならいいが、そうで無いことは明らかだ。
ゲームはいつだってできる。
しかし、自分の人生は一度きりしかない。
そのため、『原神』は一時的にやめることにした。
他人の趣味は否定するな
俺自身はゲームを否定する気は全くない。
趣味に優劣は存在しないし、所詮は人生の暇つぶしだ。
よく「ゲームは時間の無駄だ」と言っている人がいる。
あれは当人の価値観の問題であり、べつにゲームに限った話ではない。
その理論でいけば、スポーツ、旅行、ディズニー、食べ歩き、自分磨き、YouTube、ブログ、カフェ…全てが時間の無駄になる。
興味が無いことに時間とお金を割くほど無駄なことはないからだ。
極論、人間いつかは死ぬのだから、そうしたら全てが無駄になってしまう。
人生は死ぬまでの暇つぶしなのだから、その時間で面白いと思えることをするのは決して無駄ではない。
むしろ、他人の人生や生き方に難癖をつけている時間のほうが明らかに無駄である。
その時間で自分のためになることをやったほうがはるかにいい。
具体的な方法
ゲームをアンインストールして、参入障壁を高くする
続けたい習慣と逆のことをするのがやめるコツである。
たとえば、俺は筋トレは続けたいと思っている。
であれば、筋トレをするにあたり、アクセスのしやすい環境を作るのが大切と考えている。
なので最寄駅と自宅の導線にあるコワーキングスペースのあるジムを契約した。
ロッカーも契約したので、わざわざ運動靴や着替えを持っていく必要もない。
価格は多少値が張るが、お金を払うだけで続けられる習慣が身に着けられるなら安いものである。
逆に、どんなに価格が安くても、続けられないのなら効果は無い。
では、ゲームはどのように中断しているのか。
それはアプリをアンインストールして、ゲーム機本体を物置に置いているのである。
こうすれば、ゲーム機準備までが面倒だし、アプリをインストールするのも手間だ。
すると、面倒だからゲームはやらなくていいやとなるのだ。
そして、単純接触機会が減れば減るほど、人間は対象に対して魅力を失うのである。
最初こそゲームをしない生活に違和感を覚えるかもしれない。
しかし、人間はよくも悪くも慣れる生き物である。
気がつけば、ゲームのことを完全に忘れている日になるのだ。
なお、ゲーム機を売ってしまうという方法もある。
ただ、俺はゲームは好きなのでそれはしたくない。
広告に触れる機会を減らす
せっかく忘れていたゲームの存在を掘り返す恐ろしいものがある。
それが広告の存在だ。
人間は知らなければ興味関心を示そうとは思わない。
ということは、知ってしまうと興味関心が出てくる可能性が高まるのだ。
それが面白いコンテンツであるなら尚更だ。
企業はあの手この手で新規ユーザー獲得や出戻りユーザーを狙っている。
広告のためには大金を惜しまないのが資本主義だ。
- 検索サイト、動画サイト、SNS、あらゆる広告に載せて露出する
- コラボイベントやリアルイベントで存在を知ってもらう
- グッズの存在
- 有名なインフルエンサーに案件を依頼する
- カムバックキャンペーンの存在
なので、とにかく知ろうとしないことが大切だ。
ネットの検索エンジンを使う際、YouTubeの動画を観る際、何気なく入っている広告に気をつけてほしい。
辞めた時間で何をするか
ゲームに充てていた時間で何をするか
わかっているとは思うが、ゲームをやめただけでは何も変わらない。
確かに時間は増えるかもしれないが、その時間を有効活用できなくては意味が無いからだ。
例えば、いくらゲームをやめても、その時間で目的の無い動画視聴やネットサーフィンをすれば、結局は同じことだ。
ゲームに充てていた時間を、自分が達成したいことに少しでも近づくための時間として使ってほしい。
俺の場合、筋トレとブログの執筆に時間を充てた。
まとめ
ゲームをやめるためにはアクセスまでの参入障壁を高くすることが大切だ。
ただ、繰り返しにはなるが、他人の趣味を否定してはいけない。
あなたが目標としていることも、それに興味が無い人からしたら無駄な時間だからだ。
だから、自分の中にしっかりと軸を持ち、他人と比較せずに自分の中の目標を達成してほしい。