汚い顔は、百害あって一利なしである。
不潔なイメージを持たれることはあれど、プラスに働くことは一切ない。
故にスキンケアは入念に行うべきである。
特の顔の肌は清潔に保ちたい。
今回はゴリラクリニックでの肌治療を受けることにした体験談を語りたい。
結論から言えば、効果の実感はよくわからない。
払った額に見合った変化があったかと聞かれれば、微妙である。
ただ、この治療を機会にスキンケアに対する認識が変わったことは良かった。
人間は第一印象が大事
外見で判断するのは合理的だから

人間は外見が全てである。
こう言うと、必ず「中身が大切」というやつが出てくる。
もちろん、中身は大切である。
だが、外見を磨かないと、中身は見てもらえない。
暴力団の見た目をした相手と近づきたいと思うだろうか。
ホームレスみたいな外見の人の内面を知りたいと思うだろうか。

結局、外見は相手を判断するうえで、一番簡単な基準なのだ。
これは危機管理の観点からも合理的である。
もちろん、詐欺師などの例外もいる。
だが、外見を磨いておいて損はしないということだ。
肌は綺麗なのが普通、汚いのはマイナスという残酷な格差

汚い顔というのは、それだけでマイナスの評価に値する。
- ニキビ
- シミ、そばかす
- 肌荒れ
- カサカサ
もしかしたら本人は気にならないかもしれない。
自分の顔は自分では見えないのだから、わからなくもない。
「自分は見られていないから大丈夫」という人もいるだろう。
だが、相手、とりわけ女性は肌を気にしている。
人間は自分がやることは関心を持つ生き物である。

例えば、車が好きな人は、他人の車に対しても興味関心を持つ。
女性の場合、多くがメイクやスキンケアの大切さを知っている。
男性が当たり前のように女性=綺麗な肌という認識でいるからだ。
なので、自ずと相手の顔をチェックしてしまうのだ。
その際、相手の顔が汚かったらどうだろうか。
印象は最悪である。
俺の顔が汚くなった原因
スキンケアの習慣無し

俺の場合、若い時は保湿の習慣が全くなかった。
洗顔料で顔を洗うことはあれど、そのまま放置していたのだ。
確かに汚れは落ちるかもしれない。
だが、肌の保湿に必要な機能まで洗顔料は落としてしまう。
そこで化粧水と乳液が必要になるのだ。
しかし、俺は洗顔だけして、その後のケアは一切やっていなかった。

髭剃りの際も、アフターケアは全くしていなかった。
剃ったらそのままで、保湿クリーム等は使わなかったのだ。
髭剃りというのは、どんなに気をつけても、肌を痛める行為である。
顔に刃物を当てているのだから、当たり前である。
肌というのは、すぐに結果に反映されるものではない。
仮に紫外線や髭剃りで肌を痛めても、その時は大丈夫なのだ。
だが、こういった間違った習慣の積み重ねは、将来の肌の質に響いてくる。
日焼け対策を一切しない

俺は日焼け止めを20代後半まで使った記憶がない。
- 屋外での遊び
- 自衛隊
- 部活
どんなに炎天下でも、直射日光をガンガンに顔に浴びていたのだ。
帽子やサングラスも全く使っていない。
紫外線は肌荒れの元である。
紫外線によるダメージが、将来的なシミやそばかすになるからだ。
今考えると、とても恐ろしいことをしていたと思う。
ゴリラクリニックでの治療
肌治療の決意

見た目の重要性に気がついた時は既に遅し、肌は汚くなっていた。
いつの間にかシミやそばかすが目立つようになっていたのだ。
マッチングアプリ用の写真を撮る際、いつも肌は気になっていた。
おかげで美肌加工アプリの常連だった。
だが、下地の肌が汚くては、やはり限界がある。
俺は脱毛で通っていたゴリラクリニックで治療を受けることにした。
シミ・そばかす治療プレミアムとシミスポットレーザー治療だ。
シミスペクトラレーザー

大きなシミの治療に用いたのがシミスペクトラレーザー治療だ。
俺はこめかみあたりに直径1cmほどの大きなシミが3か所あった。
ここを2万5000円で治療している。
高出力のレーザーを瞬間的に照射することで、シミの原因を破壊する治療方法である。
機材はQスイッチYAGレーザーというものを用いている。
痛みは確かにあったが、耐えられないほどではなかった。
なにより1回の治療で終了するとわかっていたので、そこまで苦痛ではなかった。

術後は10日間ほど保護シールを患部に貼る必要があった。
その後は、確かにシミは目立たなくなっていた。
すぐに効果を実感できる治療なので、これは大変満足した。
シミ・そばかす治療プレミアム

顔全体の治療に用いたのが、シミ・そばかす治療プレミアムだ。
レーザーを顔全体にあて、小さなシミやそばかすを取り除くのだ。
頬の周りにあるそばかすを取り除くため、俺はこの治療も同時に選択した。
ただ、このプランは価格が高い。
料金は1回につき2万2230円、12回コースで26万6760円だ。

しかも、すぐに治療の効果が出るわけではない。
あくまでも治療目的は肌本来のハリとターンオーバーを取り戻すことだ。
身体の内側から肌質を改善をすることを目指すのである。
- ピーリング 弱酸性溶液で肌の汚れを落とす(少しかゆくなる)
- ジェネシス 真皮に熱を加え、肌を整える(痛くはないが、熱い)
- ライムライト レーザーでメラニンを排出させる(眩しい)
- アキュティップ シミの原因であるメラニンを破壊(痛みはあるが、脱毛時よりはるかにマシ)
- イオン導入 微弱な電流で美肌効果のある有効成分を肌の奥に浸透させる
- スキンケア 化粧水、乳液、日焼け止めのアフターケア
こんな感じの施術を、月1で12回繰り返すのである。

正直、すぐに効果は実感できない分、治療に対しては懐疑的である。
看護師は「徐々に変化はしていっている」とは言うが、体感は全くわからない。
料金も高額なため、途中で一度解約しようか迷ったくらいである。
ただ、整った肌というのは一朝一夕で手に入らないのも事実だ。
何より、今まで怠ってきたスキンケアを取り戻せるのであれば、安いものだとも感じている。
日ごろのスキンケア
日ごろの手入れは徹底

肌治療を効果的にするため、俺は看護師からアドバイスをもらった。
日頃のスキンケアを徹底するということだ。
- 朝と夕方に洗顔、化粧水、乳液を使う
- 日中の外出時は日焼け止めを塗る
- サングラスや帽子を着用し、紫外線を物理的にカットする
- 十分な栄養、運動、睡眠をとること
肌というのは一生付き合うものである。
一度治療したからといって、放置をしていいものではない。
スキンケアは習慣化しなくてはいけないのだ。
なので、治療後のコンディションを維持するためにも、日頃の習慣は気をつける必要があった。
化粧水、乳液、保湿クリーム

化粧水と乳液は特にこだわっていない。
100円ショップで買うこともあるし、大容量の安いアイテムをAmazonで買うこともある。
肌の維持で大切なのは正しい習慣の継続である。
決してブランド物を買うことではない。
ただ、化粧水は乳液よりもいいアイテムを使うようにはしている。
保湿にはニベアの保湿クリームを愛用している。
これは顔に使えるのはもちろん、体にも使うことができる。
ハンドクリーム代わりにもなるので、大変おすすめだ。
大容量の缶タイプは愛用品だ。
日焼け止めとサングラス

紫外線は肌が老化する最大の原因だ。
8割の肌トラブルは、紫外線によって引き起こされるともいわれている。
日焼け止めは季節を問わず、毎日使っている。
曇りや雨でも、紫外線は降り注いでいるからだ。
ただし、使ったら夜に必ず洗顔で落とすようにしている。
そのまま放置すれば、肌汚れの原因となってしまうからだ。
サングラスは目もとの日焼けを防ぐために使っている。
紫外線対策はもちろん、オシャレにも使えるので、大変気に入っている。
レンズの濃いサングラスより、薄いサングラスのほうがコーデはしやすい。
非常時のフェイスカラークリーム

フェイスカラークリームは肌の調子が悪い時に使っている。
どうしてもコンディションがよくない日というのは発生する。
その際、フェイスクリームを使えば擬似的に綺麗な肌を演出できるからだ。
化粧水と乳液で整えた肌の上から、メイクのように塗るのである。
- 肌色補正効果
- 紫外線防止効果(SPF30/PA+++)
- スキンケア効果
だが、これにずっと頼るのは問題の解決にならない。
あくまでも使用は臨時にとどめている。
まとめ
ゴリラクリニックの肌治療体験についてまとめてみた。
肌のコンディションは遅れて現れるものである。
その時は良くても、後々ダメージとなって出てくるのだ。
なので、日頃のスキンケアは徹底するようにしてほしい。
肌治療で約30万円は高額であるが、これを機に自分の肌と向き合うきっかけになったのも事実だ。
長期的な肌の改善を目指すという意味では、価値ある投資だと思っている。