”1日3時間以上”
これは社会人が平日の一日に使うスマホの平均使用時間である。
20代や30代などの若い層では、5時間以上というデータも出ている。
- 電車やバスの移動時間
- 食事時間
- 仕事の休憩時間
- 家にいる時間
俺たちの一日は、とにかくスマホの利用時間で占められている。
だが、勉強や副業等に集中する際は、スマホばかり触るわけにもいかない。
そこでお勧めなのが、スクリーンタイマー機能である。
客観的にスマホの使用時間を把握し、使いすぎないようにするのだ。
作業時間を確保する
一日の時間は皆平等
俺たちは誰もが一日24時間という中で活動をしている。
どんなに金持ちだろうが、貧乏だろうが、これだけは平等である。
優秀な人だから一日が30時間になりはしないのだ。
だが、その限られた24時間を何に使うかは、人によって異なる。
多くの社会人の場合、平日に自由に使える時間は3時間以下とされている。
- 7時間 社会人の平均睡眠時間
- 9時間 残業無しの仕事(休憩1時間を含む)
- 2時間 往復の通勤時間
- 2時間 買い物、食事、歯磨き、身支度、入浴、スキンケア等のルーティーン
- 4時間 自由に使える時間
比較的まともな働き方でも、4時間しか一日に使うことはできない。
実際は残業や家族サービス等もあるため、時間はさらに制限される。
その限られた時間の中で、遊び、勉強、娯楽、恋愛等をこなさなくてはいけないのだ。
普通に暮らしているだけでは、時間はあっという間に過ぎてしまう。
なので、なんとかして時間を作り出さなくてはいけない。
ゲームをやめても、スマホの時間が長い
俺の場合、ブログを書くための時間を捻出しなくてはいけなかった。
真っ先に思いついたのは、大好きなゲームをやめることである。
最初こそ抵抗があったが、それでも慣れると簡単に辞めることはできた。
だが、日々の時間を奪うもう一つの問題があった。
それが、スマホである。
スマホは娯楽にあふれており、あっという間に時間が過ぎてしまう。
ちょっと息抜きのつもりが、気が付いたら1時間もたっていたということはざらだった。
加えて、ボタン一つを押すだけで瞬時にアクセスもできるため、参入障壁も低い。
なので、スマホの使用時間を制限しないことには、俺はレベルアップができないと考えた。
そのためには、客観的にスマホの使用時間を把握する必要がある。
そこで役立つのが、スクリーンタイマー機能である。
スクリーンタイマー機能
iPhoneでの使い方
スクリーンタイマー機能は、スマホの使用時間を把握してくれる機能である。
アイフォンユーザー、アンドロイドユーザー、どちらも”設定”のアプリから使うのは同じだ。
アイフォンユーザーであれば、”スクリーンタイム”という砂時計のアイコンメニューが存在する。
スクリーンタイムを使うと、一日ごとのスマホ利用時間を簡単に出してくれる。
アプリごとに利用時間の設定ができたり、スマホそのものを使わない時間も設定できる。
長く使いがちなアプリも、この画面で把握ができる。
俺の場合、娯楽でYahoo!を使うことが多い。
趣味の調べもの、動画、漫画等が手軽に楽しめてしまうからだ。
なので、ついつい利用時間が長くなってしまいがちだ。
そこで、一日につき1時間の利用制限を設けている。
この時間が近づくと、警告メッセージが表示されるのだ。
アンドロイドの場合
“Digital Wellbeingと保護者による使用制限”のページから、タイマー機能を使うことができる。
スクリーンタイマーは保護者向けの機能としても使うことができる。
実際に9割の保護者は、子どものスマホ使用にあたり、何らかのルールを設けているという。
これがとある日の俺のスマホ使用履歴である。
マッチングアプリのペアーズの使用時間が長いことがよくわかる。
マッチングアプリも時間を使うコンテンツの代表だと俺は思っている。
相手のプロフィールを見たり、返信を考えたりすると、思いのほか時間がかかるのだ。
実際にタイマーを使ってみた感想
思った以上に長く使っていた
まず、自分が思っている以上に一日のスマホ使用時間は長い。
これはスクリーンタイマーを使えば、誰もが実感することだろう。
俺は当初、Yahoo!のアプリ使用時間を1時間に設定して使っていた。
そして、案の定警告メッセージはすぐに出てきた。
「え?もうそんなに使ったの?」というのが感想だった。
それくらい、俺たちは無意識にスマホを長時間使っているのである。
ということは、この時間を別の作業に充てれば、それだけで時間は作れるということだ。
同時に、成功の可能性も増すということになる。
解除は簡単にできてしまう
スクリーンタイマーはあくまでも時間を把握するためのツールである。
警告メッセージが出てきても、タイマーのロック解除は簡単にできてしまうのだ。
意思が弱い人の場合、簡単に誘惑に負けてしまうだろう。
これでは休止時間を作っても、あまり効果は無い。
そのため、スクリーンタイマー以外にもスマホを制限する対策を講じたほうが効果的だ。
- 通知をオフにする
- 視界にスマホを入れない
- スマホ以外の趣味を作る
- 物理的なタイマーロックボックスに入れる
今では物理的にロックをかけるツールも販売されている。
それだけスマホというのは依存性の高いアイテムだのだ。
とにかく、スマホへのアクセスのしやすさを低下させることが大切だ。
まとめ
スマホの使用時間を把握することについて語ってみた。
俺たちは一日のうちに自分が思っている以上にスマホを使っている。
なので、まずは自分がどれくらいスマホを使っているか把握するだけでも構わない。
知ることこそが、行動への第一歩となるからだ。
そのために、スクリーンタイマー機能はとても便利なアプリである。
何かを成し遂げたい、続けたい習慣がある人は、使ってみてほしい。