【体験談】2018年製のiPadをいまだに執筆作業で使っている理由

自分磨き

「何かを新しいことを始めるなら、それに適した最新の道具をそろえたほうがいい」

こんなことを考えてはいないだろうか?

確かに新しい道具があれば、挑戦意欲もわいてくるだろう。

最新の機能には心躍るものがあり、つい使ってみたくなるものだ。

だが、そのモチベーションは長くは続かない。

本当に身につけるべきは習慣が先であって、新しい道具ではないからだ。

今回は俺がいまだにiPad第6世代を現役で使っている理由を語っていく。

結論から言えば、新しい道具を買ったところで、必要だと思っていないからだ。

この記事を読み、挑戦に新しい道具は必要ないこと、まずは習慣化を身につけることの重要性を実感してくれたら嬉しい。

俺の外出先デバイス事情

iPad第6世代でブログを書いている

20万円前後するような高性能ノートパソコンを俺は所持していない。

外出先での執筆活動にはiPadを使っているからだ。

  • iPad第6世代Wi-Fiモデル128GB(2018年製)
  • 2000円のサードパーティー製Bluetoothキーボード
  • Wi-Fiのあるカフェやコワーキングスペース

外出先での執筆作業に使ってるのはこれらだけである。

不満点がないかと言えば、もちろんある。

キーボードの入力はミスも目立つし、iPadの画面も9.7インチと小さくて扱いにくい。

古い端末なので、OSやセキュリティーのアップデート切れも時間の問題である。

しかし、この環境で頑張ることができなければ、いい機材を準備しても使いこなせないとも思っている。

ちなみに、もともとiPadはブログのために買ったわけではない。

イラストを描くために買ったのだ。

価格は4万円前後だったが、結局はすぐに飽きてしまった。

その後、しばらくは自宅の押し入れにしまっていた。

しかし、ブログ熱が再発して、この度使うことになったのだ。

ノートパソコンを買わない理由

デスクトップが家にあるという理由が大きい。

本格的な編集作業は自宅で行なっているため、外出先での編集はサブ的な意味合いが大きいのだ。

なので、そのためにわざわざノートパソコンを買って、今のiPadでできていることと置き換えるというのも嫌なのである。

正直、第6世代のiPadは9.6インチと画面が小さく、無駄な縁も多い。

ノートパソコンの大きなスクリーンがあれば、その分作業も捗るかもしれない。

ただ、文章を書く程度であれば、大きなスクリーンは必要ないのも事実だ。

今自分が書いている行の前後がある程度確認できれば、それで十分なのだ。

大きなスクリーンがあったからといって、劇的にライティング能力が向上するわけでもない。

ノートパソコンの大きさ、重さ、価格も購入を渋るネックとなっている。

どんなに高性能でも、持ち出すのが億劫になってしまうレベルであれば、それは本末転倒だ。

実際、1.5kg前後の高価な精密機器を毎回持ち運ぶのは、相当なストレスになるはずだ。

この後に解説する”習慣化”を妨げる要因にもなってしまう。

大切なのは道具よりも習慣化

良い道具=習慣化とは限らない

「新しい道具を買えばパフォーマンスも上がるはず」

この理論が成り立つのは、既に習慣化という前提条件が成り立っている場合のみである。

例えば、サッカーを例にしてみよう。

既に3年間スクールに通っている生徒がいたとしよう。

最先端の新しい道具を手にすれば、確かにパフォーマンスは向上するだろう。

なぜなら、今まで身に着けた基礎が既に出来上がっているからである。

機能性に優れたシューズやウェアを身につければ、今まで以上に成果を発揮できるからだ。

だが、まだスクールに通い始めて間もない初心者ならどうだろうか。

最先端の道具を使い始めたところで、パフォーマンスは上がらない。

何故なら、習慣化どころか基礎すら身についていない状態だからである。

最初こそ新しい道具の物珍しさからやる気も上がるかもしれない。

しかし、よほどのことがない限り、すぐに飽きてしまうのが人間である。

俺の場合、外出先での執筆習慣を先に身につけるのが大事なのだ。

でないと、結局ノートパソコンを買っても、使いこなせずに終わってしまうのは明らかだ。

初期コストは抑えたい

高額な買い物をするときは、いきなり購入をしてはいけない。

現状でできる手段を試してから検討するべきなのである。

綺麗な写真を撮りたいなら、いきなり一眼レフを買うべきではない。

まずは手持ちのスマホで綺麗な写真を撮ることから始めなくてはいけないのだ。

やってみると、綺麗な写真に必要なのはカメラの性能だけの問題でないことがわかるはずだ。

  • 自然光の多さ
  • 写真の構図
  • 人物ならポージング
  • 写真の用途
  • 写真編集ソフト

こういったカメラ本体以外の要素というのも、魅力的な写真には必要不可欠である。

ということは、これらを工夫すれば、たとえカメラの性能がイマイチでも、魅力的な作品は作れるのである。

続くかどうかもわからないのに、いきなり高性能の道具を買うのはお勧めしない。

ノートパソコンを買うための条件

ブログ習慣化の確率

新しい道具でパフォーマンスが向上するのは、習慣化が確立されたときのみである。

であれば、ブログが続くようなら新しいデバイスを買ってもいいかなとは思っている。

続かなければ所詮はその程度ということだし、お金も無駄にならない。

新しい道具に飛びつく前に、しっかり習慣を準備するようにしたい。

iPad第6世代でできることを全て試す

今の環境でできることは、全て試さないといけない。

試行錯誤を何度も重ねたうえで無理だったら、買い替えるのも納得できる。

だが、そこまでこだわる人はなかなかいないし、そういう人は最初から自分に必要な機能が備わっているものを知らべて買っている。

必要の無いものは、どんなに安くても買う必要はない。

なぜなら使わないからだ。

なのに、新しいものを買うこと=イケているみたいな空気が世の中には漂っている。

それもそのはず、新しい商品を買ってもらわないと、資本主義は機能しなくなるからだ。

最先端のスマホに買い替えれば、気持ちは高揚するだろう。

新しい機能の一つ一つに心がワクワクするはずだ。

  • さらに美しくなったカメラの質
  • AIを活かした機能の標準搭載
  • 自動文字おこし機能
  • ワイヤレス充電に対応

今までも、数々の新機能が、最新のスマホが販売されるたびに話題になってきた。

ただ、一つ問いたいことがある。

その機能は本当にあなたが使うのか?

その機能がどうしても無いと困るような状況なのか?

実際、スマホなんて大半の人はSNS、動画、ゲームにしか使っていない。

俺自身もそのうちの一人だ。

だったら、新しいものを買うよりも、どうやったら今の環境でもできるか考えたほうがいいのではないかと思う。

まとめ

iPad第6世代でも、外出先でブログの執筆は十分に可能である。

良い道具を揃えることよりも、まずは習慣化を身につけることがはるかに大事である。

もし不便だと感じることがあっても、そこで必要なのは創意工夫であって、買い替えではない。

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