男性がマッチングアプリで「いいね」をもらうことは簡単ではない。
せっかくプロフィールを作りこんで、有料会員登録をしても、ほぼマッチングはしない。
実際、どのアプリでも男性会員の約8割は「いいね」が50以下という現実がある。
もっとリアルなことを言えば、10「いいね」ももらえない人もいるかもしれない。
今回は俺が実践している月間で130「いいね」を超えた方法を紹介する。
まず、血も涙もない結論から言うが、「明らかに人気が無さそうな人にいいねを送る」のが大切だ。
社会的証明という心理バイアスの中で生きている以上、他人からの評価を獲得しないと何も始まらないのだ。
このやりかたに関しては、女性の反感を買うかもしれない。
ただ、俺に言わせればそれは男性もお互い様である。
男性は「いいね」をもらえない
男性は「いいね」を送らないと「いいね」をもらえない
まず、マッチングアプリは女性が圧倒的に有利な世界である。
極端な話、女性であれば顔写真すら無くても、「いいね」はバンバンもらえる。
登録したての週で、200「いいね」は軽くもらえるし、500「いいね」オーバーだって簡単だ。
もっとも、そんな数の「いいね」は確認できないので、結局は無視することになるのだが。
それに対し、男性は何もしなければ「いいね」はまずもらえない。
犯罪者からならもらえる可能性もあるが。
仮に写真やプロフィールを作りこんだとしても、女性からアプローチが来ることはマズない。
なぜなら、女性は勝手に「いいね」が貰えるので、自分から「いいね」をする必要が無いからだ。
なので、普通の男性が女性に「いいね」をもらう場合、男性から女性に「いいね」をするしかない。
そして、「いいね」をし返してもらうしか方法は無いのだ。
要するに、男性にとってはマッチング数=もらった「いいね」の数なのである。
プロフィール写真は最初の足切りライン
男性はメイン写真がダメだと、たとえ女性に「いいね」をしても、足跡すらつけてもらえない。
つまり、完全な「いいね」の無駄使いということになるのだ。
「あなたはプロフィールを見るまでもなく、顔写真で足切り」というわけだ。
実際、女性は大量の「いいね」が送られてこれば、一人一人のプロフィールを吟味する時間は無い。
なので、足切りラインを設ける必要があるのだ。
これはマッチングアプリに限ったことではない。
就活でも同じような方法が使われる。
- 出身大学の偏差値
- SPIやTOEIC等のスコアや資格の有無
- 専門経験やマネジメント経験
応募者全員の履歴書をくまなく見るのは時間的にも不可能だ。
人事課も暇では無いからだ。
そして、マッチングアプリの足切りラインはメインの顔写真というわけだ。
なので、男性はとにかくプロフィールの写真にはこだわらなくてはいけない。
魅力的な自己紹介文を書くより前に、写真だけは奇跡の一枚を用意すべきだ。
なお、あえて生き物や奇抜な写真を使うのはお勧めしない。
男性側としては、「目立つ写真を使えば気になってプロフを見てもらえる」思うかもしれない。
ただ、実際は「まともに顔写真も載せることができない人」と思われてスルーされるのがオチだ。
女性は毎日大量の「いいね」をもらうので、埋もれるだけである。
俺が実践した方法
獲得「いいね」数=自身の魅力
男性が「いいね」を増やす最も効果的な方法は、自身の獲得「いいね」数を上げることだ。
つまり、マッチング数をとにかく上げる方法である。
獲得いいね数が増えれば他人からの評価も上がり、会話の練習もできる。
「いいね」が「いいね」を呼ぶというわけだ。
人間は基本的に人気のあるものに便乗する心理がある。
これを社会的証明と呼んでいる。
他人が評価したということは、自分にとっても有益な可能性があると考えるからだ。
- 通販サイトのスコアレビュー
- SNSの獲得いいね数やコメント
- ブログのPVや動画の再生回数
- 累計販売本数
- フォロワー数
こういったものに、俺たちは日々影響を受けている。
数字は誰にとっても客観的な評価基準なので、参考にしやすいのだ。
実際、再生回数が500回と50万回の動画があれば、大半の人は50万回の動画を観る。
50万回も再生されるということは、面白いに違いないと判断するからだ。
マッチングアプリの「いいね」数も全く同じである。
「こんなにいいねをたくさんもらっているのだから、素敵な人なのかな?」となるのだ。
だから、「いいね」をたくさんもらう人、もらえない人で二極化現象も起きるのだ。
明らかに人気のなさそうな人に「いいね」を送る
ここは非常に重要なところだ。
男性の場合、人気のなさそうな人に「いいね」を送るのが、一番「いいね」を増やすのには効果的だ。
相手はあまり「いいね」をもらえない女性なので、相対的にマッチングがしやすいからだ。
- ぽっちゃりという名の肥満体系
- シングルマザー
- 年収が200万以下のアルバイトや無職
- 病気のカミングアウト(適応障害、発達障害等いろいろ)
- 借金や前科持ち
- 30代後半以降の結婚適齢期を過ぎた年齢
- 自己紹介文に会員の悪口を書いている
これらの女性に「いいね」を送るのが圧倒的にお勧めだ。
「いいね」がもったいないと思うかもしれないが、そこはグッとこらえてほしい。
獲得「いいね」が少ない状態で本命の女性にアプローチしても、無視される可能性が高いからだ。
なので、現時点での「いいね」は準備のために使ってほしい。
魅力は無くても、会話の練習には使える
あくまでも「いいね」の獲得が目的なので、メッセージのやり取りはしなくていい。
ただ、会話の練習には使えるので、何人かとメッセージをするのもおすすめだ。
この際、本命の相手にはリスクが高くてできないような意外性のあることに挑戦してほしい。
どうせ会う気は無いのだから、いくらでもチャレンジはできる。
- 冗談を言ってからかってみる(真面目8、冗談2の割合)
- 時々馴れ馴れしい口調を使ってみる(敬語だけにしない)
- 2,3通のやりとりで電話やお茶に誘ってみる(だらだら会話を長引かせない)
- 気になっている質問をしてみる
とにかく、会話の緩急で相手を楽しませるスキルを学ぶのである。
もちろん、通報されたら元も子もないので、下ネタや犯罪系は絶対にやってはいけない。
厳しい現実だが、男性は女性のもてなし役、エンターテイナーになることを求められている。
そうでもしないと、女性はすぐに男性に飽きてしまうからだ。
毎日ありきたりな質問をされている女性は、普通の真面目な会話にはうんざりしている。
だからと言って、チャラチャラしすぎているのも嫌な面倒くさい生き物だ。
なので、練習相手でその緩急を見極め、加減をコントロールできるようになってほしい。
反感はお互い様
もちろんこのやり方に対して、女性は反感を買うだろう。
女性のプロフに書いてある「やりとりする気の無いいいねお断り!」の正体はこれだからだ。
ただ、俺に言わせればそれは男性側も同じである。
俺も山ほど無視をされてきたが、それは俺の魅力の無さが招いた結果だ。
相手を責め続けている限り、自身の成長にはつながらない。
なにより、関係ない第三者に不快感を与えるような言葉を書いている時点で、その人には魅力が無い。
「給料払わない、有給使わせない会社はお断りです!」
こんな言葉を履歴書に書いている人は、誰も採用したいとは思わないだろう。
気持ちは痛いほどわかるが、それは表に出していい感情ではないからだ。
なので、メッセージが返ってこない女性は、自身の魅力の無さを顧みるべきなのである。
変わらなくてはいけないのは相手ではなく、自分自身だ。
忘れてはいけないこと
プロフィールは魅力的に
獲得「いいね」数と会話の練習をこなしたら、いよいよ本命の女性にアプローチをかける。
しかし、忘れてはならないことがある。
プロフィールの作りこみだ。
いくら獲得「いいね」数が増えても、プロフィールが雑であれば効果は無い。
本命の相手というのは当然人気なことも多いので、準備が大切だ。
- プロフィール写真は奇跡の一枚を使ったか
- 清潔感のある見た目をしているか
- 自己紹介やコミュニティーは作りこんだか
- 女性の嫌いな趣味を書いていないか
これらの準備を忘れないようにしてほしい。
獲得「いいね」数、会話の練習、プロフの作りこみが備われば、マッチングはしやすくなる。
ここからが本番だ。
いままでの準備、練習の成果を発揮してほしい。
詐欺師があなたを狙っている
マッチングアプリには詐欺師も多い。
女性詐欺師、女性のふりをした男性詐欺師が多く潜伏していることは肝に銘じてほしい。
というのも、プロフィールは金情報の宝庫だからだ。
- 年収
- 金のかかる趣味(車、旅行、ハイブランド)
- 一人暮らし
- 住んでいる場所
- ハイブランドの写真
こんな情報が記載されていれば、詐欺師にとっては格好の狩場だ。
確かに経済力は男性のアピールポイントなのだが、それが詐欺師に利用されてしまうのだ。
加えて、恋は盲目というメリットもある。
恋愛感情は冷静な判断力を奪う簡単なやり方だからだ。
恋愛経験が乏しい男性ともなれば、騙すのはとても簡単である。
なので、魅力的すぎる女性(女性のふりをした男性)には気を付けるようにしてほしい。
加えて、金のアピールはロクなことにならないのでやめたほうがいい。
経営者やビジネスオーナーを名乗る人物も多いが、そういった類の人間は全員詐欺師と思ってもらって構わない。
お金を自分で稼ぐことは、簡単なことではない。
仮に本当に結果を出した人間だとしても、そんな人がアプリの有象無象の中から相手を探しているとは到底思えない。
まとめ
俺が実践した月間で130「いいね」を獲得した方法を紹介した。
- 人気の無い会員に「いいね」を送る
- 会話の練習をする
- プロフを作りこむ
- 本命に挑戦する
このサイクルを繰り返せば、獲得「いいね」数はどんどん上がっていく。
反感を買うやり方かもしれないが、競争社会とはそういうものである。
最後に、くれぐれも詐欺師には気を付けてほしい。