高額な買い物で困るのは何か?
そのうちの一つが、価値観の変化である。
その時は欲しいと思っても、時間の流れと共に価値は変わってくる。
だったら、付き合う期間が長いものに投資をするのが賢い選択となる。
その中で自身の身体は究極的な投資先である。
そこで、今回は俺が実際に行ったゴリラクリニックでの脱毛体験談を語っていく。
脱毛をした部位は、ヒゲ、脇、VIO、下半身全てである。
上半身は毛が濃くないため、行っていない。
結論から言えば、払ったお金ぶんの価値は十分にあったと感じた。
脱毛決意の理由
ヒゲの存在はデメリットが多い
ヒゲの手入れはとにかく面倒である。
似合うのは一部の人だけで、大半の人にはデメリットが多いだろう。
正直、髭はいらない。
メリット | デメリット |
渋い、貫禄があるように見える | 管理が大変 |
個性、おしゃれの幅が広がる | 手入れを怠ると不潔、だらしなく見える |
イメチェンができる | 肌を痛める可能性 |
毎朝の時間を奪われる | |
顧客に与える不快感 |
もちろん、髭は個人の自由ではある。
ただ、デメリットが多い以上、生やす必要はないと考えている。
なので、俺は髭脱毛を行うことにした。
清潔感を保つため
加えて、脇、VIO、下半身も脱毛をしている。
これは単純に体毛が濃いのが気になっていたからだ。
濃い体毛は何のメリットも生み出さない。
不快感を相手に与えるだけである。
色白の人ならなおさらだ。
例えば、夏場にハーフパンツとデッキシューズを着用していたとしよう。
どんなに素敵な靴でも、脚の体毛が濃ければ爽やかさは台無しである。
手の体毛が濃い人は、どんなにかっこいい時計を身に着けたところで、時計は見られない。
時計よりも先に手の体毛に目が行くからである。
除毛クリームを使うのも手ではあるが、やはり毎回使うのは面倒なのもある。
実際の感想
ゴリラクリニックの医療脱毛
俺が選択したのはゴリラクリニックの医療脱毛だ。
単純に友人がゴリラクリニックで髭脱毛をしていたため、俺も選択した感じである。
あとは、男性に特化した医療脱毛という点が気に入った。
脱毛には医療脱毛とエステ脱毛の二種類がある。
医療脱毛は永久的、エステ脱毛はそのシーズン限定の効果と思ってもらえばいい。
コースは髭が12回+8回のアフターフォロー、下半身、脇、VIOがそれぞれ5回ずつ、トータルで50万円くらいは払っている。
とにかく痛い
医療脱毛はとにかく痛い。
黒に反応するレーザーで発毛機能を破壊するため、痛みが伴うのだ。
特に皮膚の薄い部分は痛みが伝わりやすい。
回数を重ねるごとに痛みは軽減されるが、それでも辛い時間となるのは間違いない。
俺は笑気麻酔という感覚をマヒさせる麻酔を使ったが、それでも気休め程度だった。
脱毛をしている人は、みんなこの激痛と戦っていたのかと思い知らされた瞬間である。
しかし、痛いということは、それだけ効果があるということでもある。
エステ脱毛は発毛機能を弱めるだけなので、痛くはない。
しかし、時間が経てばまた生えてきてしまうという問題がある。
その点、医療脱毛はレーザーで毛根を破壊するので、半永久的に効果がある。
完全に脱毛はできない
しかし、医療脱毛でも完全に毛をゼロにするということはできない。
- 毛の生える本数が明らかに減る
- 毛が薄くなる
- 生える速度が遅くなる
ずっと何もせずに放置をしておけば、忘れたころに薄っすらと毛が生えてくるのである。
といっても、目立つような量ではないので、すぐに手入れはできる。
脱毛前と比べれば、その楽さは雲泥の差である。
終わってみての感想
髭剃りをしなくなった
これは本当に嬉しいことであった。
洗顔、化粧水、乳液、日焼け止めのルーティーンは毎朝行っている。
そこからヒゲの手入れという面倒な工程を省けたのは非常に大きい。
髭はメリットよりもデメリットが多い毛である。
- 肌を痛めるリスク
- 青髭や無精ひげの不潔感
- 時間を取られる
こういった要素から解放されたのは本当に良かったと思う。
自分の身体に自信がついた
これはプール、温泉、ジム等に行った際に感じることである。
どうしても肌を見せる場所のため、毛が目立つ人が多いのである。
腕や脚に濃い体毛がびっしり生えた人をみると、本当に脱毛をしてよかったと思っている。
半袖の服やズボンを履く人も、脱毛をすれば清潔感が向上するので、より魅力的な見た目になれるだろう。
残念だった点、気になる点
全身脱毛のお得感に釣られてはいけない
料金的に見れば、脱毛は最初から全身をやってしまうのが一番得である。
個別に部位を選択したり、追加で契約するよりも、はるかに安くなるからだ。
実際、俺も最初から上半身もやっておけばよかったとは思っている。
一度脱毛が上手くいくと、他の部位も気になりだすのもある。
しかし、これは脱毛が比較的うまくいったから思えることである。
要するに結果論なのだ。
もしトラブルが起きていたらどうだろうか?
それが脱毛のリスクである硬毛化現象である。
これはカウンセリングや契約時にも説明されるのだが、毛が薄くて細い箇所に脱毛をすると毛が濃くなってしまう現象のことだ
個人差はあるが、1~10%ほどの確立と言われている。
何故毛が薄いのに、わざわざ脱毛をするのかというのは疑問だろう。
こればかりは患者のニーズによるとしかいえない。
少しでも毛が生えているなら嫌という人もいるかもしれない。
金銭的な魅力につられて契約してしまう人もいるだろう。
俺の場合、上半身にも毛が生えていたが、それほど濃くなかったために脱毛は行わなかった、
わざわざ気にならない箇所に硬毛化のリスクを負ってまで脱毛をする理由もないからだ。
確かに全身脱毛は価格的に見ればお得かもしれない。
しかし、本人の需要と硬毛化リスクの問題も加味すると、万人におすすめできるとはいえない状態だ。
脱毛を含めた医療行為はビジネスであって、慈善事業では決してない。
あくまでも儲けを出すことが目的であり、医療行為はその手段に過ぎないのだ。
中には詐欺ビジネスを働く会社も存在する。
VIOの脱毛は5回では足りない
下半身、脇、VIOの脱毛でVIOだけは唯一満足がいかなかった。
確かに、毛の量や濃さはだいぶマシにはなった。
手入れもしやすくはなった。
しかし、いまだに普通に生えてきているという問題がある。
というのも、VIOの毛というのは髭と同じで太いことが多い。
太い毛というのは、脱毛には時間がかかるのだ。
髭脱毛も5回程度ではあまり効果を実感できず、10回目以降から効果を実感できた記憶だ。
もしVIOを完全に脱毛したいという人は、10回くらいを目安に考えたほうがいいかもしれない。
まとめ
ゴリラクリニックの医療脱毛についてまとめてみた。
自分の身体は一生付き合うものなので、投資先としては決して悪くない。
しかし、安易に安さに釣られると、医療ビジネスのカモにされてしまう可能性もある。
本当に必要なものかどうか、よく吟味したうえで、必要な箇所だけをやることをお勧めしたい。