ジムはあくまで手段!目的を見誤らないための考え方

自分磨き

ジムやスポーツ等、日々の運動習慣はとても大切なことだ。

嫌いな人も多いかもしれないが、運動によってもたらされるメリットは非常に大きい。

  • 健康的な体、見た目の変化
  • 自分に自信がつく
  • 体力と集中力の強化

自分自身の変化と言う意味では、運動は本当に効果的だ。

ただ、運動は手段にはなるが、目的そのものにはなり得ない。

今回は目的と手段を履き違えるなという話をしたい。

はじめに

ジムに行きすぎ

最初の頃は新鮮さもあって、週に5、6回の頻度で通っていた。

連続で通ったとしても、鍛える部位を分ければ問題はないからだ。

  1. 腹筋と背中の日
  2. 胸筋と腕の日
  3. 下半身の日
  4. 休養日

俺はこのサイクルでジムに通っていた。

トレーニングというのは、正しい方法で重ねれば、効果を実感しやすい。

すると、最初はこなせなかったメニューも、徐々にできるようになってくる。

持ち上げられなかったウエイトも、だんだんと上がるようになる。

まさに成長を実感できる時間であった。

ジムにはコワーキングスペースもあるので、ブログを書くこともできる。

だが、最近になって考え方が変わってきた。

俺がジムに行っているのは、あくまでもブログを頑張るための環境作りだ。

ジムは手段であって、目的ではない。

そこで、俺はジムに行く回数を減らすことにした。

目的と手段を混同しない

俺が一番やらなくてはいけないことはブログであって、ジムでの筋トレではない。

もちろん、運動が体にもたらすメリットはたくさんある。

自分に自信がつくし、見た目が改善されるという魅力もある。

多くの経営者も、運動を日常生活に取り入れているというデータもある。

実際、筋トレというのは”頑張っている感”を簡単に感じられる。

だが、運動はあくまでも手段であって、目的にはなりえない。

筋トレするだけで年収が上がるなら、みんな筋トレに励むはずだ。

だが、実際は筋トレを通して身に着けたスキルが、本業に好影響をもたらすというのが正しい。

つまり、筋トレだけで終わっていては、年収は上がらない。

ここを履き違えてしまうと、いつまでも本業のほうで結果が出ないことになる。

環境の危険性

「ジムに行くだけで満足してしまう」という人はいないだろうか。

頑張っている人間に囲まれることで、自分も前向きな姿勢になれるのはいいことだ。

「俺も負けられない!」といい意味で競争心も湧いてくる。

環境というのはそれくらい大切な要素だ。

だが、環境に身を置くことと、実際に目的を達成できることは意味が違う。

似たようなシチュエーションはいくらでもある。

  • 図書館に行って勉強した気になっている
  • オンラインコースを受講しているだけの状態
  • 自己啓発セミナーに参加しているだけ
  • ネットで調べるだけで満足するノウハウコレクター
  • 資格の取得そのものが目的になっている資格コレクター

確かにどれも「やっている気」にはなれるだろう。

資格は目に見える形で結果が残るのも嬉しい。

モチベーションが高まることは間違いない。

ただ、本当に大切なのはその後の実践やアウトプット、成果につなげるための行動である。

インプットだけではダメなのだ。

時間管理と効率化

一日の限られた時間

俺がジムの回数を見直すきっかけになったのは、時間である。

ジムの準備時間や筋トレの時間は、積もれば大きな時間になる。

そして、同時にブログも頑張らなくてはいけないという問題がある。

どちらが優先順位が高いのかとなると、間違いなくブログだ。

俺の目的はブログで成功することであって、ムキムキになることではない。

ジムに行くことでブログが疎かになるようであれば、それは本末転倒だ。

運動はあくまでも健康と体力維持のための手段だからだ。

月額費用をどう考えるか

もちろんジムも無料ではない。

俺の場合、ジム代とロッカー代で9000円近く払っている。

ジムに行かなくなれば、当然無駄となる。

だが、俺は月額費用をジムで頑張る理由でなく、”ブログの質向上のための投資”と考えている。

毎月の費用があるからこそ、それを上回る価値を生み出そうと頑張れるのだ。

もちろん価値を生み出すのはブログであって、ジムではない。

メインはあくまでもブログであって、ジムはサポート役なのだ。

なお、だったら最初から家で運動をすればいいと思うかもしれない。

ただ、俺たち人間は環境の力に弱く、家ではどうしてもサボってしまう。

自己管理が徹底されている人ならまだしも、一般人はすぐに挫折してしまうだろう。

家で勉強が続かないのとまったく同じ理由だ。

その点、頑張っている人がいるジムや予備校に行くことは、手段としては有効である。

もちろん、それだけで満足してしまうのもダメなのだが。

優先順位の考え方

目的意識を常に持つ

自分は何のために現在の行動をしているか考える癖を持つのは大切だ。

「この行動は何のため?」と自問するのだ。

例えば、俺は普段はゲームはやらない。

ゲーム自体は好きだが、現在はブログが優先だからだ。

魅力的な作品はやりすぎてしまうという危険性もある。

ただ、遠方の友人との会話を目的としてゲームをやることはある。

あくまでもゲームプレイはきっかけで、目的は友人との会話だからだ。

これであれば、プレイ後は友人と話せなくなるので、ゲームをやりすぎることも防止できる。

このように、行動の理由を確認することで、手段と目的の履き違えを回避できるのだ。

とりあえず試してみるもアリ

といっても、誰でも失敗は必ずある。

最初から効率的なやり方などできはしない。

失敗を経験することで、初めて認識できることは意外と多い。

なので、まずはやれるだけやってみるという考え方もありだ。

その経験を通して、自分の中で気づきというのは必ずある。

俺だって今までの人生で数えきれないくらいの失敗を経験している。

だが、同時に学びがあったのも事実だ。

何もしなければ、何も得られない。

失うことも無いが、手に入るものも当然ない。

であれば、まずはやってみる精神も大切だ。

まとめ

俺がジムの回数を減らした理由についてまとめてみた。

ジムはあくまでも手段であって、目的にはなりえない。

自分が本来しなくてはいけないことのサポート役に過ぎないと考えている。

確かに筋トレは健康にもいいし、成長も実感しやすい。

だが、手段と目的を履き違えてはいけない。

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