フィリップス=シェーバーや電動歯ブラシ等の身だしなみ維持ブランド
これが俺の中でのフィリップスのイメージだった。
だが、実際は音響機器も手がけている。
音質にこだわる人なら知っているかもしれないが、イヤホンやヘッドホンも扱っている。
今回は、俺がたまたま購入することになったフィリップスのハイレゾ有線イヤホンTAE1018を紹介する。
約2000円の価格で、文句の無いサウンドが楽しめるアイテムだ。
音質にはこだわらないが、まともな音を聞きたい人にお勧めできる。
俺のイヤホン事情
8年間同じイヤホンを使い続ける
俺は2024年の2月にスマホを買い替えている。
今まで使っていたのはiPhone7で、2016年に販売されたスマホである。
イヤホンも付属してきた純正のイヤホンを使っていた。
約8年間も使っていたのは、とくに買い替える理由が無かったからである。
スマホは毎年のように新モデルがリリースされる。
だが、別に最新のスマホでないといけない理由はどこにも無い。
そもそも、話題の新機能とやらも、大半の人は使いこなせずに終わっている。
しかし、iPhone7はさすがにバッテリーやサポート期間にも限界が来た。
やむなく買い変えることにし、グーグルのピクセル7aを選択した。
偶然にも7は引き継ぐことになった。
イヤホンは既にボロボロ
しかし、ここで困ったのがイヤホンだ。
俺は有線派なのだが、今まではiPhone7についてきた純正のイヤホンを使っていた。
ワイヤレスは遅延や接続解除の問題からあまり好きではなかったからだ。
だが、二つ問題があった。
まず、約8年の歳月で純正イヤホンのケーブルは既にボロボロになっていたのだ。
外側の被膜は何か所も破れ、中の配線はむき出しになっていた。
一応、ビニールテープで応急処置もしたが、やはり見た目がよろしくない。
加えて、変換アダプターを使うのも不格好に見えてしまう。
次に、購入したピクセル7aは黒色だったことだ。
iPhone7に付属してきた白いイヤホンでは、統一感が出ないのだ。
まあ、ボロボロのケーブルでは色の問題以前の話なのだが。
TAE1018との出会い
500円のゴミイヤホンを購入
実はフィリップスのイヤホンを購入する前、俺はダイソーでイヤホンを購入している。
というのも、100均でもそれなりに優秀なアイテムはあるからだ。
DACとリモコンマイクがついたカナル型のイヤホンを、俺は500円で購入した。
「接続するだけですぐに使える高音質なステレオイヤホン」らしい。
黒色という見た目もあり、それなりによさそうにも感じた。
だが、使い心地は最悪だった。
- 常にサーーーーというノイズが入る
- 7秒に一回マイクが切れる
- カナル型は合わない(俺の好みの問題)
今までがアップルの純正イヤホンを使っていたので、無理もないのかもしれないが。
いずれにせよ、俺はこの時の経験から、100均では二度とイヤホンは買わないことにした。
商品の試し聞きでTAE1018を気にいる
俺はヨドバシでイヤホンを探すことにした。
そもそも、試し聞きができれば失敗することは無かったからだ。
オンラインショップ全盛期の現在でも、家電量販店ならではの魅力というのは存在する。
それが、購入前に商品の使い心地を試せることだ。
- タイプC接続
- イヤー型
- 黒色
- 予算5000円以下
俺はこれらの条件で、試し聞きを繰り返した。
そして、比較的いい感じだったのがフィリップスのTAE1018なのだ。
使ってみた感想
普通に文句がないイヤホン
俺は音に関してはこだわりは無い。
しかし、このアイテムは不満点が無いのは確かだった。
- ハイレゾ対応で高音域もくっきり聞こえる
- マイクも思いのほか優秀
- 2000円の価格にしてはコスパが高い
- イヤー型なので長時間つけていても疲れない
正直、最初からこれを買っておけばよかった。
ただ、フィリップスにたどり着いたのは、ダイソーイヤホンの失敗があったからでもある。
失敗は成長している証なので、無駄だったとは思わない。
音質に拘ればキリがない
音質の世界というのは沼である。
こだわればいくらでも不満点は上がり、キリがない。
実際、俺にとって十分な性能のTAE1018も、不満レビューというのは必ず存在する。
イヤホン一つとっても数百円から数十万まで存在し、もはやどれがいいのか俺にはさっぱりだ。
- 音質への徹底的な追及
- ハイエンド素材の使用
- ブランド価値
- 研究開発コスト
音を聞くためにこれだけ追求できるというのはある意味すごいことである。
まあプロの人ならわからなくもない。
だあが、俺みたいな一般人にはフィリップスの2000円イヤホンで十分だ。
まとめ
フィリップスの優先ハイレゾイヤホンTAE1018について解説してみた。
約2000円で文句の無い音が聞けるので、コスパはいい買い物だと思う、
ただ、音質にこだわる人からすれば不満はいくらでもあるだろう。
結局は、どこで折り合いをつけるかなのである。