【失敗談】街コン 絶対行くな 恋愛弱者ビジネス

失敗談

街コンに参加したことはあるだろうか?

私生活に出会いが無い男女が、理想の相手を求めて参加する有料イベントである。

恋愛に縁が無かった人々は、このイベントに淡い期待を抱くことだろう。

アニメコンやゲームコンといったインドア系の趣味コンならなおさらだ。

だが、俺は断言する。

街コンだけは絶対に行ってはいけない。

恋愛弱者ビジネスのカモになるだけだからだ。

コミュ力など一切上達せず、無駄にお金がとられるだけだ。

自分磨きの観点からも、マッチングアプリを活用する方がはるかにいい。

体験談

淡い期待を抱く街コン

俺は街コンにトータルで10回ほどは参加したことがある。

初参加は大学3年生の時である。

5000円から8000円ほどの高額な金額を毎回払い、「今回こそは!」と期待をして参加をしていた。

  1. 集合場所に集まる
  2. 男性と女性がそれぞれの席に座る
  3. 10分間話す
  4. ローテーションで他の人と話す
  5. 連絡先交換、解散

イベントごとに差はあれど、基本はこんな感じである。

まあ、女性と話したことすらない人からすれば、これだけでも期待するのだろう。

実際、俺も最初に参加したころは、「もしかしたら」と思っていたのは事実だ。

返信は一切来ない

だが、現実はそんなに甘くはない。

俺が参加した街コンで、解散後に返信が返ってきた女性は一人もいなかった。

「今日はありがとうございました」のテンプレート挨拶すらも無かった。

というのも、街コンはシステム上相手の印象に残りにくい仕組みなのだ。

複数の相手と短時間の会話を繰り返すため、会話を思い出せなくなるのだ。

AさんからGさんまで7人の相手をそれぞれ15分ずつ話したとしよう。

それぞれの人とどんな会話をしたのかなど、大抵の人は覚えていない。

  • お仕事は何をされているのですか?
  • 今日はどこらへんからいらしたのですか?
  • 休みの日はどんなことをされるのですか?

よっぽど話上手でない限り、会話内容は似たものになる。

なので、返信ができないのは自然なことなのだ。

なお、連絡先を交換そのものは、まず断られない。

運営が交換を促すというのはあるし、目の前の相手に向かって断るのは、女性には不利益が大きい。

会場の雰囲気も悪くなるし、相手の反感を買う可能性もある。

なので、たとえ嫌だと思っても、その場では交換するのが鉄則だ。

そして、解散した後に即ブロックをするのだ。

話し上手な人の独壇場

街コンの性質の問題なのだが、複数人で会うことになると、どうしても話し上手な人だけが有利になってしまう。

例えば、男女が二人ずつ、合計四人で座る場面があったとしよう。

街コンでは一対一のシーンが構成されることはあまりない。

この時、男女同士でお互いが話すという状況はまず起きない。

話し上手な一人が主導権を握り、残された三人はそれを聞き続けるという構図が出来上がるのだ。

誰かが話している最中に、割って入るのは難しいので、残された人は話すことができない。

話し上手な人だけが、自分をアピールできるわけである。

そうこうしているうちに、時間がきて他のテーブルに移動というのがお決まりだ。

そもそも、話し上手であれば、街コンに参加せずとも出会いはある。

学校、バイト先、習い事、職場、いくらでも人気になれるはずだ。

なぜそんな人がわざわざ大金を払ってまで街コンに参加するのだろうか。

ビジネス上の問題点

サクラをつかって当たり前

街コンで一番の問題となるのは人集めである。

イベントページを見れば、人数はごまかしてあることが多い。

  • 男性急募
  • 女性追加募集中
  • 大好評につき枠数増加

ただ、ここに書いてある表現と、実際に集まる人数というのは全く関係が無い。

具体的な数字が一切書いて無いからだ。

むしろ数字を書いてしまうと、当日クレームになってしまう可能性がある。

だから運営は、数字をごまかして当日にサクラスタッフを使って調整をするのである。

サクラスタッフというのは、運営側が用意した一般参加者を演じるスタッフである。

もしどうしても人数が合わなければ、「作戦タイム」という無駄な待機時間で黙らせるのが王道だ。

同じ街コンに連続で参加する人はいないので、サクラスタッフがバレることは無い。

仮に薄々気が付いたとしても、初対面の相手に聞くのは失礼なのでクレームにはならない。

加えて、もし本当の一般参加者だとしたら、自分の印象は最悪になるというリスクもある。

男女の温度差

安すぎる女性の参加費は、モチベーションの低下を招いている。

  • 女性1000円
  • 男性9000円

これは街コンでよくある価格差である。

男性を集めるのが女性の目的だから安いのは当然と思うかもしれない。

だが、この安すぎる価格は女性のやる気を無くす原因にもなっている。

人間は自分が払った額以上は頑張る生き物である。

価格は安くなればなるほど、客層の低下を招く。

もし500円しか使わないのであれば、「どうせ500円だからテキトーでいいや」となるのだ。

ドタキャンや音信不通も簡単にできてしまう。

だが、男性は何倍もの価格を払い、街コンに望んでいる。

男性は本気、女性はテキトーだと、お互いに温度差が生じてしまう。

こんな状態でいい出会いなど見つかるわけが無いのだ。

女性参加者は利益が無い

男性の料金を極端に高くすると、運営側も女性を集めることを軽視し始める。

女性をいくら集めても、大した利益にならないからだ。

なので、男性を集めることに力を使い始める。

極端なことを言えば、女性は集まらなくても、ビジネスは成立するのだ。

しかも、女性の欠席言い訳は、当日にいくらでもできる。

  • 体調不良
  • 親族の不幸
  • 交通事故
  • 電車の遅延

多くの男性参加者は、これらの言葉で黙らせることができる。

確認のしようが無いからだ。

もしトラブルになりそうなら、予め同意させた参加規程の出番だ。

「当イベントでやむを得ない事情により、掲載内容とサービス提供内容が一部異なる場合がございますが、返金・補償はできかねます」と書いてある。

上記はやむを得ない事情なので、当然返金・補償はできない。

もちろん男性参加者は二度とその会社が主催する街コンには参加しないだろう。

だが、そんなことは最初から運営側も計算済みなのである。

これが恋愛弱者ビジネスだ。

マッチングアプリがおすすめ

街コンは得られるものが無い

はっきり言うが、街コンは得らるものが何もない。

数時間で金と自信を失うゴミイベントだ。

「今回こそは」と淡い期待を抱くかもしれないが、無理である。

なので、俺はマッチングアプリをお勧めする。

アプリこそ犯罪者や詐欺師が多く潜んでそうと思うかもしれない。

だが、それは街コンも同じことである。

金が絡む以上、どんな場所にも不正を働く悪人は存在する。

本人たちはそれを不正ではなく「ビジネス」と称するが。

結局は、使う媒体ではなく、相手を見極める目を養う必要があるのだ。

6か月程度得あれば、街コン1.5回分の価格でできる。

加えて、アプリを始めることは、自分磨きにつながるという何よりの魅力がある。

自分磨きにつながる

当然、アプリも楽な世界ではない。

最初はあまりの「いいね」の来なさにがっかりするだろう。

そこからが自分磨きの時間だ。

どうしたらもっと「いいね」を獲得してマッチングできるかを考えるようになるのだ。

  • プロフィール写真
  • 服装、髪型、肌、歯並び、ヒゲ
  • 自己紹介文

いわゆる外見の要素に磨きをかけるようになる。

女性とマッチングすれば、メッセージの力も向上する。

最初はうまくいかず、ありきたりな質問ばかりになってしまうかもしれない。

だが、数をこなせば質は自ずと向上してくる。

まとめ

街コンが無駄な理由を語ってみた。

街コンは恋愛弱者をカモにしたビジネスである。

高い参加費と自信を失うだけなので、行くのは絶対にお勧めしない。

同じ価格であれば、マッチングアプリのほうがはるかにお勧めだ。

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