７割ほどの日本人は、何かしらの形で体臭対策を行っている。
俺を始め、他人の体臭が気になる人は意外と多い。
そのため、自身も体臭に気を使ってデオドラント製品を使うこともある。
今回は衣類のケアアイテムのファブリックミストについての紹介だ。
不快臭の原因は体臭だけとは限らない。
身に着けている衣類からも、嫌な臭いは発生しているのである。
不快臭対策はしすぎるくらいがちょうどいいのだ。
ファブリックミストの有効性
服がそもそも臭う
体臭ケアは身体の内側からの臭いを防止するものだ。
日々の健康的な食事、入浴、運動等でそれは達成できる。
余分な老廃物が落とされるためだ。
もちろん、デオドラントアイテムも有効だろう。
一部の例外を除いて、大半の人は体臭対策というのはある程度できている。
だが、不快臭というのは身に着けている衣類からも発生する。
- 煙草やお酒
- ペットの臭い
- 焼肉やニンニク等の強い臭い
- 体からの汗、体臭、加齢臭
こういった臭いが服に移ってしまい、不快な臭いを発生させるのだ。
もちろん、本人には自覚はない。
そこで衣類のケアが必要になってくるのだ。
何故ファブリックミストが必要なのか
衣類を毎回洗濯できるのであれば、ファブリックミストは必要ない。
臭わない衣類であれば、ミストの必要もないからだ。
だが、現実問題としてそれは無理がある。
- コート、ジャケット、スーツ等は頻繁に洗濯できない
- 外出先で臭いが気になることもある
- 頻繁な洗濯は色落ちや摩耗等のダメージの原因にもなる
- 洗濯は手間や時間もかかる
その結果、毎回洗濯ができるのは肌着や下着くらいになってしまう。
だが、上着も洗わなければ臭いは徐々に蓄積していく。
そこで役に立つのがファブリックミストである。
ファブリックミストの基本
ファブリックミストは布や布製品につける専用のケアアイテムだ。
香水とは異なり、直接肌につけるものではない。
除菌、消臭、仄かな香りの付与が期待できる。
服に使用する際は、ハンガーにかけた状態で、2、30ｃｍほど離してミストをかける。
こうすることで、全体にミストがいきわたり、効果のムラを無くせるからだ。
そして、スプレー直後は少なくとも数分から10分程度は乾燥させる。
この間に除菌や消臭成分が衣類に浸透し、効果を発揮するためである。
ミストの本来の香りも、この過程で安定する。
思ったより香りが弱いと感じるかもしれないが、それが本来の香りなのである。
仄かに香るくらいがちょうどいいのだ。
もし、香りが弱すぎると思う人は、香水を使ってみることをお勧めする。
間違っても大量にスプレーをしてはいけない。
愛用のファブリックミスト
ボトコラックス ファブリックミスト
俺がメインで使っているのは、ボトコラックスのファブリックミストだ。
ボトコラックスは男性向けの身だしなみアイテムを展開しているブランドである。
ヨドバシの”フレグランスセット”に入っていたのを、そのまま使っている感じだ。
俺の好きな黒を基調としたモダンでミニマルなデザインが特徴だ。
こういったアイテムであれば、バスルームやデスク周りにもうまく馴染んでくれる。
香りはシトラスジンジャーで、爽やかな柑橘系の香りである。
ミスト直後の香りは個人的に気に入っている。
このミストを洗濯が頻繁にできない衣類に使っている。
臭いかどうかというのは自分ではわからないので、気にしすぎるくらいがちょうどいいのだ。
REDEN ファブリックリフレッシャー
もう一つは、リデンのファブリックリフレッシャーである。
レデンもボトコラックスと同じく、男性向けの身だしなみアイテムブランドである。
デザインは大きく異なり、イラスト多めに仕上がっている。
これはヨドバシの福袋”メンズコスメの夢”に入っていたやつだ。
4年ほど前に入手したアイテムだが、俺はいまだに使っている。
ファブリックミストというのは、人によって使用期間が大きく異なる。
通勤スーツを着用している人は必需品かもしれないが、洗える作業着等には不要かもしれない。
香りはシトラスムスクで、少し大人向けの落ち着きがある香りである。
余裕のある大人を演出したい場合は、こちらの香りがいい。
注意点
香水との併用は時間差で使う
香水とファブリックミストの併用は注意が必要だ。
必ず時間差で使うということを覚えておいてほしい。
30分以上感覚をあければ、問題はない。
というのも、どちらのアイテムも香りがするという共通点があるからだ。
混ざり合った香りというのは、好ましくない匂いになることもある。
たとえば、フローラルな香りのミストとスパイシーな香りの香水が混ざれば、悲惨である。
もちろん、香りの相性次第では問題ないこともある。
だが、それをどう判断するかを決めるのは相手であって、使用主ではない。
であれば、香りを混ぜるなんて危険なことはしないほうがいいのだ。
そもそも同じ衣類を連続で使わない
ファブリックミストは確かに便利だ。
だが、そもそも臭いの原因を作らないという考え方も大切だ。
汚さなければ、掃除をする必要もないのである。
- ジャケットやスーツ
- 靴
- コート
こういったアイテムは連続で使ってはいけない。
適度に休ませることで、臭いの蓄積と衣類の劣化を防ぐべきなのだ。
着用後は風通しのいい場所で乾燥させるのを忘れてはいけない。
俺のお勧めは、３セット以上のローテーションを作ることである。
これによってコーデにも幅が生まれ、おしゃれにもなるというメリットもある。
仕事用、イベント用、プライベート用など用途ごとに使い分けるのもおすすめだ。
まとめ
ファブリックミストについて語ってみた。
適度に洗濯ができているのであれば、ミストは必要ない。
だが、現実は難しい問題もある。
不快臭は衣類からもするので、対策をしておくに越したことは無い。
その際、香水との併用は気を付けてほしい。
